「インド哲学研究会」は、龍谷大学において長年にわたってインド学仏教学の分野で多くの学生を指導された神子上恵生先生が、1996年に若手研究者を育てるために設立されたものである。先生のご退職後は、桂紹隆が引き継ぎ、桂の退職後は、若原雄昭教授が会の運営に当たっている。
インド哲学研究会は、他の学術雑誌ではなかなか発表できないテキストの校訂・翻訳、およびそれにもとづく研究論文を公表する機会を提供するために、年一度、学術雑誌『インド学チベット学研究』を刊行している。2017年現在、第20号まで刊行されている。そのすべての号は、本ホームページにおいて公開され、世界中の誰でも無料でダウンロードして読むことができる。一方、日米の国会図書館、国内でインド学仏教学の研究・教育が行われている主要大学・研究所に印刷された雑誌を無料で配布している。（桂紹隆）
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